公益財団法人
富山県移植推進財団
(076-436-6130)
理事長挨拶 飯田 博行(いいだ ひろゆき)
当財団は、2010年4月に公益財団法人富山県移植推進財団として設立されました。その目的は「臓器移植を推進するため、県民への臓器移植の知識や意義の普及啓発、医療機関への教育及び臓器移植が適正に行われるための支援を行い、以て県民の健康福祉に資すること」です。
私達は、富山県、日本臓器移植ネットワーク、富山県腎友会および賛助会員のご支援を受け臓器移植の普及啓発活動や支援事業を行っています。今年6月の評議員会にて、役員名簿にあります理事と監事が任命されました。評議員は 4年間の任期中です。事務局は富山大学杉谷キャンパス内にあり、日常業務は富山県臓器移植コーディネーターの清水が担い、県知事から委嘱された公的病院の院内コーディネーターのご協力を得て活動しています。これまでに意思表示カードの配布、院内コーディネーターの連絡会やセミナー、大学、専門学校での講義、研究会や講演会の開催、街頭キャンペーン、グリーンライト アップ、ブックカバーの作成・配布など臓器提供や移植推進の啓発活動を行っ てきました。
県内には脳死下臓器提供の出来る病院が9病院あり、臓器提供体制が整えられ ています。 毎年「脳死下臓器提供に関わる関係団体の連絡会議」を開催し、提供病院、移植病院、行政、警察、消防、航空関係、児童相談所など関係団体のスタッフが一堂に会し、情報交換や課題の検討を重ねています。県内においても 臓器移植を希望されている患者さんが多数おられますが、移植を受けたい患者さんと臓器提供の意思がある患者さんやそのご家族に対し、適切な情報提供や支援が行われることが重要です。また、医療関係者にも移植医療の意義や現状を伝え、理解を深めていただくことも大切です。
このホームページをご覧いただき、臓器提供や移植医療、当財団の活動について、皆様のご理解とご支援をいただきますようお願いいたします。
2024年6月