2021年9月13日(月)13:30~15:20 令和3年度脳死下臓器提供に関わる関連団体の連絡会議を開催いたしました。
今年は会場参加とWeb参加のハイブリッド形式とし、50名以上の方々にご参加いただきました。
富山県立中央病院 瀬戸 親先生には「富山県における臓器提供の歴史を振り返って」というテーマで、富山県の移植の歴史や院内体制整備の方法等をご説明いただきました。
富山大学附属病院 北村 寛先生には「コロナ禍における腎移植の現状」というテーマで、全国の腎移植の現状についてご説明いただきました。移植後の患者や待機中の患者が注意すること等もご説明いただきました。
情報提供として富山県移植推進財団より、今年の全国の臓器提供件数や内訳、各方面の新型コロナウイルスの対応・対策等についてお話させていただきました。
情報交換では、警察からは、大切な意思を尊重すべく今後も協力したいこと、検死等を迅速に対応するため早めに連絡を入れてほしい、連絡が遅くなれば目撃情報等が収集できず司法解剖と判断せざるを得なくなってしまう、繋げられる命は繋げたいと思っていると話されました。
救急・消防隊からは、今後も積極的に協力したいと話されました。
富山市民病院からは、コロナ禍ではあるが感染対策を行いつつ臓器提供意思のある患者が発生した際には適切に対応したいと話されました。
富山県立中央病院からは、コロナ禍での臓器提供・移植についてのマニュアル整備を進めていると話されました。
1年に一度、臓器提供に関わる関連団体が一堂に会するこの連絡会議を、今年も開催できたことを嬉しく思います。
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